中高水泳部　2020年度活動報告

本年度はコロナ禍においてすべての活動に制限が設けられ、日常を送れることの有難さを再確認した1年でした。
本来ならオリンピックイヤーで本校水泳部関係者からも東京五輪に関わる者が輩出できる機会と捉えていました。
しかし、ご存知の通り、五輪延期やインターハイや全国中学校大会も中止となる苦難の年となりました。
3月6日に無事卒業した高校3年生にとっては我慢の年となり、振り返っても最後の力を発揮する機会を奪われた苦しい1年でしたが、チームを築いてくれた高校3年生には感謝しかありません。
日本水泳界は感染予防対策を徹底し、プール環境が塩素による消毒効果もあることから他競技に比べ、比較的に多くの試合の開催がされました。
武蔵野競技水泳部も感染予防対策の徹底と、東京都のガイドラインを遵守しながら活動を行ってきました。
本年度の主な競技実績をご紹介します。

【2020年度全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会：高等学校・中学校47都道府県通信水泳競技大会】
《中学の部》
竹澤瑠珂さん（中学2年B組）女子200m自由形：3位入賞，同400m自由形：優勝
《高等学校の部》
長尾佳音さん（高校2年7組）女子100m自由形：3位入賞，同200m自由形：3位入賞
今野凜々香さん（高校3年3組）女子200m背泳ぎ：準優勝，同200m個人メドレー：5位入賞

【JAPAN OPEN 2020（50m）／ 開催地：東京アクアティクスセンター】
長尾佳音さん（高校2年7組）女子200m自由形：8位入賞

今後は3月27日～28日に開催される「全国ジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」や4月の「JAPAN SWIM 2021：日本選手権兼東京オリンピック選考会」に出場します。
コロナ禍のため満足な練習は出来ていませんが、中学2年生ながら全国優勝を勝ち取り、オリンピック選考会初チャレンジの竹澤瑠珂さんや、スケールの大きな泳ぎで実績や経験も豊富な長尾佳音さんが期待の星となります。
4月には新入生も加わり新しいチームとして始動していきます。
現高校2年生が最上級生となり新しいチームを引っ張ってくれると期待しています。
水泳部へのご声援、宜しくお願い致します！！