Department

授業の紹介

手塩にかける、授業。

幼児教育者として身に付けるべき専門科目には、幼稚園教諭を目指す教職系の授業、保育士を目指す福祉系の授業、そしていずれにも必要な保育の「技」を身に付ける授業があります。

教育系

教師としての心構え/教育学、子どもの心理を学ぶ

教育方法 教育方法

幼稚園教諭は、小学生より小さな子どもを教育する先生。教師としての心構え、また子どもの心を知る能力などを身につけていきます。

関連授業

教育原理/保育者論/教育社会学/教育・保育の心理学/特別支援教育概論(障害児保育を含む)/幼児理解/子どもの理解と援助/幼児教育体験活動指導/幼児教育体験活動/教育実習指導/教育実習/教育・保育課程論/教育方法/教育相談/教職・保育実践演習(幼稚園)

一歩先の保育・教育を 自分で考える力を養う

時代とともに保育・教育の概念や手法には変化があります。愛情を注ぐといった変わらない部分は大切にしながらも、これからの社会を生きる子どもたちに何を教えていくべきか、自ら考えることのできる土台を築きます。

教授 野村 和 教授 野村 和

Profile

専門は生涯教育学。メディアを利用した女性の学習活動の歴史的研究に取り組んでいる。

Student's Comment

増田 涼香 さん<br />
埼玉県立所沢中央高等学校出身 増田 涼香 さん
埼玉県立所沢中央高等学校出身

子どもたちはまだ自分の思っていることを言葉で上手に表現できません。「幼児理解」の授業では、子どもの行動の小さな変化や描く絵などから、子どもの心を理解するヒントを学びました。ひとつの正解はないので、先生が挙げてくださったさまざまな事例を振り返り、もうすぐはじまる実習で活かしたいと思います。

実技系

ピアノ、歌、絵…/教える技術を学ぶ

音楽表現 音楽表現

子どもを育てるには、歌、伴奏、お絵かきなど、いろんな技術が求められます。そのために、音楽表現、造形表現、体育など、子どもに教える基本的な教科の科目を学びます。

関連授業

幼児と健康/幼児と人間関係/幼児と環境/幼児と言葉/幼児と表現/保育内容(健康)の指導法/保育内容(人間関係)の指導法/保育内容(言葉)の指導法/保育内容(身体表現)の指導法/保育内容(造形表現)の指導法/保育内容(音楽表現)の指導法/保育内容総論/音楽表現Ⅰ・Ⅱ/造形表現Ⅰ・Ⅱ/幼児音楽/幼児美術/幼児体育/保育指導論/児童文化

歌いながら、楽しく演奏

幼児教育の現場ですぐに役立つ、季節の歌などを中心に学びます。大切なのは、特別な演奏技術ではなくて、「詞の内容を感じること」。子どもたちと一緒に歌いながら楽しく演奏できるようになってほしいと考えています。

専任講師<br />
田尻 真珠 専任講師
田尻 真珠

profile

専門は音楽教育、幼児音楽教育。幼児教育者、保育者としての音楽環境と伴奏法、リトミックの研究を行う。

Student's Comment

多加谷 成実 さん<br />
埼玉県立狭山経済高等学校出身 多加谷 成実 さん
埼玉県立狭山経済高等学校出身

ピアノは小学生の頃に習ってすぐにやめてしまったのでほぼゼロからのスタート。1年次は必修で決まった曲をレベルに合わせてレッスンしました。弾ける曲が増えてくると楽しくてモチベーションもアップ!2年次は選択ですが、弾いてみたい曲に挑戦できるので続けています。先生のおかげでピアノが好きになりました。

Pick up!

教室にピアノが2台あるうえにひとりでじっくり練習できる個室が22部屋。

福祉系

養護・福祉者として/専門知識と技術を習得

社会福祉 社会福祉

保育園は福祉施設であるため、保育士には福祉系の学びも必要です。養護・福祉を要する人たちを支援する知識と技術を学んでいきます。

関連授業

社会福祉/保育原理Ⅰ・Ⅱ/保育の心理学/社会的養護Ⅰ・Ⅱ/子どもの保健/乳児保育Ⅰ・Ⅱ/保育実習指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/保育実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/子ども家庭支援の心理学/子ども家庭支援論/子どもの健康と安全/子どもの食と栄養/子ども家庭福祉/子育て支援

社会福祉を必要とする 人、環境を知る

日本における社会福祉の歴史を学びます。貧困、子ども、障害者、高齢者など、社会福祉に関連する人や環境について理解を進め、相談援助、家庭支援におけるそれらの重要性を理解します。

Student's Comment

松浦 歩美 さん<br />
埼玉県立川越南高等学校出身 松浦 歩美 さん
埼玉県立川越南高等学校出身

子どもの貧困や虐待がニュースになっていますが、「社会福祉」の授業では、社会福祉制度に基づく支援の種類を学びました。子どもだけでなく家族に対する支援や、直接的な支援ではなく専門的な機関と連携する大切さも知りました。「子どもの保健」では、具体的な病児の対応を学んで安心感が生まれました。