About Us
建学の精神・教育目的・3つのポリシー
建学の精神
「他者理解」
学校法人武蔵野学院が、1912(明治45)年に設立された際の建学の精神は「報恩感謝の精神」です。他者を理解した上で報恩感謝の精神が生じてくるとの考えに基づき、現在は「他者理解」を建学の精神に掲げています。「他者理解」とは自分以外の人を理解することです。しかし、他者を理解するのは容易ではありません。「他者理解」のために、必要な知識を学び、その知識を実践で活用するための技術を身につける必要があります。そして、何よりも他者を理解することが難しいことを認識して、真摯に他者と向き合う姿勢が求められると考えています。
教育目的(学則第四条)
- 広い視野に立ち、自己の人生に深く思いを巡らし、社会に寄与する主体性のある人材を育成すること。
- 幼児教育者・保育者としての深い愛情と使命感を持ち、信念を持って教育にあたる幼稚園教諭・保育士の養成をすること。
- 知的学習と実践的学習の調和、統合の上に自ら学習し体得したものを幼稚園教諭・保育士として効果的に発揮できるような実践的・実際的教育を重視すること。
- 創意と工夫により幼児教育者・保育者としての職務を現場で十分に達成できるよう基礎的な研究能力と積極的な研究態度を身に付けさせること。
3つのポリシー
アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)
教育目的(学則第四条)
省略(上述の通り)。
求める人物像
- 幼稚園教諭二種免許状及び保育士資格を取得し、卒業後は子どもに関わる職業に就きたいという意欲のある者
- (知識・技能)教育・福祉の学修に必要な基礎学力を備えている者
- (思考力・判断力・表現力)幼児教育者・保育士を目指すために自らの考えを持ち、表現できる者
- (主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)幼児教育者・保育士を目指すための基本的コミュニケーション能力を備え、「他者理解」の体現に向けて努力する意欲のある者
入学者選抜方法
武蔵野短期大学では、幼児教育者・保育士を目指す多彩な学生の受け入れを図るべく、多様な入学者選抜方法を設ける。上記の「求める人物像」を踏まえ、以下の評価方法で各選抜方法を実施する。
- 総合型選抜
基礎的な学力や、思考力、表現力を審査するために、小論文や技能的課題等を課す。また、意欲や主体性・協働性を審査するため、調査書等を踏まえた面接を行う。 - 学校推薦型選抜
基礎的な学力等や主体性、協働性を審査するため、調査書や推薦書等の内容を選抜の基礎資料として用いる。また、思考力や判断力を審査するため口頭試問を行う。 - 一般選抜
基礎的な学力や思考力を審査するため、個別学力検査(国語)を課す。また、主体性や協働性を審査するため、調査書等を踏まえた面接を行う。
大学共通テスト利用選抜では、基礎的学力や思考力をはかるため、大学入学共通テストを課す。 - 特待生選抜
基礎的な学力や思考力を審査するため、国語等に関する試験を課す。また、主体性や協働性を審査するため、調査書等を踏まえた面接を行う。 - その他選抜
各選抜では、基礎学力や思考力、表現力を審査するため、個別学力検査や小論文、技能的課題を課す。また、主体性や協働性を審査するため、調査書等を踏まえた面接等を行う。
教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)
武蔵野短期大学幼児教育学科では、入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)に示した資質・能力を踏まえ、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)の達成のために、教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)を以下のように定める。
- 幼稚園教諭二種免許状及び保育士資格の取得に関する科目による、幼稚園教諭・保育士養成課程を編成する。
- 教育・福祉に関する専門的知識や技能の習得、職業人としての態度の育成のために、「基礎科目(教養科目)」と「専門科目」を体系的・系統的に配置する。配置については、科目内容の分野や関連性に基づく履修系統図の作成により、学生が科目の体系性・系統性を理解できるようにする。
- 実践的能力の育成のために、「専門科目」における「技術、領域、指導専門科目」の中に表現技能を習得する科目を配置する。
- 建学の精神を理解し、社会性や学ぶ力を身に付けるため、また知識や技能を活用した課題解決能力の育成のために「総合科目」を配置する。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
- 知識・理解
教育・福祉に関する基本的な知識への理解 - 汎用的技能
教育・福祉に関する実践的能力と職業的自覚をもち、多様化する社会的要請に対応できる能力 - 態度・志向性
他者と協調・協働して行動し、使命感をもって社会に貢献できる資質や能力 - 総合的な学習経験と創造的思考力
獲得した知識や技能を活用し、自ら課題を的確に捉え、課題解決に向けて探求する能力