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コラボレーション講座 第5回講義を開催しました

お知らせ

コラボレーション講座とは、地域の高校生に大学の授業を体験してもらうプログラムです。
国際コミュニケーション学部がある武蔵野学院大学と、幼児教育学科がある武蔵野短期大学が合同で開催していることから、多方面にわたる分野の授業を受けられることが、魅力のひとつです。
大学の先生が、普段の授業で行っている内容をわかりやすく説明してくれるので、安心して大学での学びを体験できます。
 
6月22日(土)は第5回講義が行われました。
 
1時間目は武蔵野学院大学教授林大輔先生の「統合と分断に揺れ動くEU—ガバナンス・民主主義・ナショナリズム」です。
EU(欧州連合)とは何か、どのような役割を果たしているのかについて、チョコレート、パスポート、通貨、イギリスの離脱、テロ事件などを事例に具体的に解説しました。授業の後半は、EUが直面する問題として、反EUを掲げる極右政党の躍進、2024年の「選挙」の影響など、最近の動向について解説しました。まとめとして、EUとアジアとの比較、とくに日本に与える示唆について説明し、地域統合の歴史から現状までを多面的な観点から学習できました。
2時間目は武蔵野短期大学の石毛久美子准教授の「絵本でつながる社会」です。
イギリスから中心に始まったブックスタートは0歳児検診などの機会に、絵本をひらく楽しい「体験」と「絵本」をせっとでプレゼントする活動で、日本では1,106自治体で実施されています。
授業の後半でブックスタートで多く選出された絵本を2名1組で読み聞かせを行いました。
「聴き手に問いかけたほうがいいのかな?」と問いかけてみたり、絵の中からクイズを出してみたりとみんな思い思いに読み聞かせ体験を行いました。
コラボレーション講座は全8回開講されます。
コラボレーション講座についてはこちらのページをご覧ください。